Lino Blog

Masanori Satoh(Lino)の徒然ブログです

絵で見てわかるシステムパフォーマンスの仕組みを読みました

絵で見てわかるシステムパフォーマンスの仕組みを頂きました。

関係者の皆様方、いつもありがとうございます。

 

この本では、システムのパフォーマンスについて理論的な解説から実践的な内容まで、丁寧に解説しています。

システムパフォーマンスの仕組みをちゃんと理解しようとすると、ハードウェアからOS、ミドルウェアひいてはアプリケーション(アルゴリズムなど)の非常に広範囲な知識が必要となります。この本では、それらの解説を、タイトルにある通り、「絵で見てわかる」ように、非常にわかりやすく、それでいてきちんと解説しています。

私がパフォーマンスエンジニアだったころ

私もその昔パフォーマンスを専門に扱うエンジニアとして、パフォーマンステストやトラブルシューティングをバリバリとこなしていた時期があったのですが、本書に書かれていること、本書で取り扱っている哲学には非常に共感が持てました。

現場で使えるデバッグ&トラブルシュート Java

実は私もその昔 現場で使えるデバッグ&トラブルシュート Java編 というパフォーマンスやトラブルシュートを主眼においた書籍を書きました。絵で見てわかるシステムパフォーマンスの仕組みと比べるとややJava寄りの内容となっています。ただ、執筆したのがかれこれ4年ほど前なので少し内容が古くなってきているでしょうか。ただ、理論をきちんと説明しているつもりなので、今でも役に立つと思います。

仮想化やクラウドまで!

絵で見てわかるシステムパフォーマンスの仕組みの話に戻りますと、昨今、仮想化やクラウドを使ったシステムを作ることが多くなってきていると思います。仮想化やクラウドの仕組みを意識したパフォーマンスも仕組みから解説されていて、今の時代にあった一冊と言えるでしょう。

ミドルウェアOracle Database、仮想化はvSphere、クラウドAWSの解説が中心ですが、仕組みから解説されているので、他のツールでも応用が効くでしょう。むしろこの組み合わせが1冊にまとまっていることが、素晴らしいと思います。

 

パフォーマンスに関して、しっかりとした知識と実践的なスキルを身につけたいエンジニアにぴったりな1冊です。

 

はてなブログにもう一度引っ越します

秋のシルバーウィークこれといった予定も無いので、ブログをはてなブログに引っ越してみました。

 

ちょっと、はてなダイヤリーより重たい感じがしますが、気にしないことにします。

 

InstagramとかAmazonリンクとかTwitterリンクとか簡単に作れるのですね。

 

あと何故かはてなブログはてな公式デザインを使っているのに、はてなブックマークボタンが表示されなくてしょんぼり。

 

 

http://instagram.com/p/qOr71oTBk-/

My son's clothes. I love daddy 😄

Jenkins実践入門 ?ビルド・テスト・デプロイを自動化する技術 (WEB+DB PRESS plus)

Jenkins実践入門 ?ビルド・テスト・デプロイを自動化する技術 (WEB+DB PRESS plus)

 

 

実践 Selenium WebDriverを読みました。

実践 Selenium WebDriverを頂きまして読みました。
お送りいただきました関係者の皆様方ありがとうございます。

この本はSelenium WebDriver(Selenium 2.0)の書籍です。Seleniumと私の付き合いは結構長く、いわゆるSelenium 1.0の頃からの付き合いで、色々と苦労させられてきました。
それがSelenium WebDriverの登場によって、実行速度や安定性、コードの書き方など、大幅に改善しています。
ちなみに私達のSelenium 2.0の話は昨年度のJuly Tech Festaにて発表をしています。35ページから41ページくらいです。

実践 Selenium WebDriverではWebDriverの使い方を、基本的なところからイベントハンドラなどまで丁寧に解説しています。また、Remote ControlやSelenium Gridなど実践的な内容も解説されています。また最近外せないモバイルもAppiumのことが書かれていて、モバイルも抑えています(Appiumはこの本だけで実践するのは少し難しいかもしれません)。

この本が手元にあればWebDriverがどのようなことができて、どんな使い方をするのか、どのように役立つのかきっと分かるでしょう。
翻訳も安心の玉川竜司さんクオリティで非常に読みやすいです。


また、この本のポイントとして、付録が充実しています。日本Jenkinsユーザ会などで大変お世話になっている玉川紘子さんによる付録AではJenkinsを基本として、Mavenと組み合わせてSeleniumをどのように継続的インテグレーションに組み込むかや、SauceLabs(Testing as a Service)とJenkinsの連携や、CIツールでテストを実行するときのTipsが書かれています。付録BではPythonでWebDriverを利用する方法が書かれています。JavaPython、Jenkinsをこよなく愛する私にぴったりな本です。楽しく読ませていただきました。


この本の最初のコラムにも書かれていますが、この本はWebDriverの使い方を解説していて、JUnitTestNGなどのテスティングフレームワークとの組み合わせについては、付録Aで少し触れられている程度なので、本格的なテストをやろうと思うと、別途テスティングフレームワークの知識が必要です。


Selenium WebDriverの日本語の書籍はおそらくこれが初めてだと思います。Selenium 1系でめげてしまった人や、これからSeleniumに取り組もうという人にはピッタリの一冊では無いでしょうか。
ちなみに、発売日は2014年9月18日とのことですので、書店に行かれる方はご注意ください。