申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。を読みました。
夏休みの読書感想文シリーズ第四弾マスカレード・ホテルにつづいて読みました。
ビジネス書を手にするのは久しぶりなのですが、会社の尊敬する先輩に勧められたので、読んでみました。
タイトルからして斬新なのですが、とあるコンサルタントがコアコンピタンスや数値目標など、「戦略計画」「最適化プロセス」「業績管理システム」などの弊害や問題点を指摘し、最終的に重要なのは「人」。そのため、人と人との対話が重要であることを説いています。
もちろん彼女もコンサルタントなのでコンサルタントを否定するものではなく、プロセスやツールのみを重視するのをやめましょう。と私は受け取りました。本の中でも自虐的に述べられていますが、コンサルタントが書いた本とは思えないです。
コンサルタントが話のメインストーリーですが、ある程度の規模の企業であれば同じようなことは起きると思います。そういう意味でも、この本を読んでおいてよかったと思います。
本の感想とは全然関係ないですが、私はいわゆる大企業という企業に勤めていると思います。そういう企業で働いていると、尊敬できる素晴らしい方々にたくさんお会いできる機会があるということがあるなぁと思います。
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